努力曲線

福岡市早良区室見 中村孝治ピアノ教室 第34回目のブログです。本日のテーマは

*努力の成果は必ず遅れて顕れる*

今日行った努力は明日すぐ顕れるわけでありません。それはみんな何となく、経験的にも分かっている。しかしすぐに成果を求めてしまいがちですよね。ダイエットなんか特に💦

グラフは努力曲線という努力と成果の時間的関係性を示したものです。

この法則は大人も子供も関係ないのですが、こと小さな子供の習い事の場合、親御さんや先生が成果を早急に求めるあまり、遅れてやってくるはずの成果を置いてきぼりにしてしまうことがあります。

つまり習い始めてわずか数カ月(あるいはもっと短期間)で「この子には〜の才能はない」と結論づけてしまうわけです。

才能は誰が決める?

もしかしたら明日芽吹くかもしれない、来週芽吹くかもしれない、10年後かもしれない、そんな才能を子供達は持っています。

しかしどんな種も貧しい土壌では芽吹くことはできません。「あんたには別に才能なんかないんだから」と言われ続ける環境では本人だって「自分はそんなもん」と思ってしまうでしょう。

そう思うようになった子はあらゆることに対して自己概念が低くなり、才能や自分の能力を理由に諦めたり、前に踏み出す勇気と度胸のない子になってしまうかもしれません。

才能なんてのは結果論です。そこまでたどり着いた人が与えられる称号でしかありません。才能だけでそこにたどり着く人もいません。本当の天才なんて言える人は数百万人に1人、もしくは数千万人に1人しかいないんですから。

もちろんひとりひとり向き不向きはあります。しかしどんなささやかな才能に対しても周囲が「才能なし」と判を押す権利は決してありません。

良い教師、良い親、または良い上司とは

「その人の持つポテンシャル以上の成果まで導いてあげられる人」

ではないかと思います。いわゆる「才能がある」と言われるような子は、よほど相性が悪くない限りそれなりの結果を出します。先生の良し悪しとはそこではなく、どのようなポテンシャルであれ、それを120%、150%まで引き出せるかではないでしょうか?そして果たして自分はそんな先生であれているのか、自問自答する日々です。

最後に改めてひとこと、

教育には時間がかかります。育てる努力もまた成果は遅れてやってきます。どうか子供の才能に蓋をしないでくださいね。


About the author: koji nakamura

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