福岡市早良区室見 中村孝治ピアノ教室 第35回目のブログです。

今日はピアノと全く違う話です。

「自分はポジティブ or ネガティブな人間です」

みなさんはどちらでしょうか?日本人は全体的に自信のない人が多く「自分はネガティブ」と思ってる方が多い気がします。

でも厳密には事実は少し違うと私は思っています。
ポジティブとかネガティブというのは性格そのものを表す言葉ではありません。それはただの思考の癖・傾向を表すものです。

仮にあなたが自分をネガティブな性格だと思っていたとしたら、それは正確には「ネガティブに考える癖を持っているだけ」ではないでしょうか?

癖なら治すことが出来る。それは必ず治すことが可能です。

癖の原因は?

もしあなたがネガティブな思考の癖を持っているとしたら、その癖はいつから始まったのでしょう?どんな体験がきっかけだったんでしょうか?何の影響だったんでしょうか?

生まれた瞬間からネガティブな赤ちゃんはいませんよね。逆にポジティブな赤ちゃんもいません。いたらいたでそれも嫌です(笑)だから思考の癖には必ず原因があるはずです。

親の影響?人に傷つけられた苦しい経験?失敗して恥をかいた経験?何が原因だとしても、過去の出来事はもはや過去でしかありません。過去の出来事に苦しんでいるとしたら、それは過去があなたを捕えているのではなく、あなたが過去を強く握りしめているんです。

「人はたしかに過去の産物だが、自ら選択しない限り決して過去の犠牲者になることはない」    by ウィリアム・グラッサー博士

もちろん癖はそう簡単に治りはしません。ピアノの演奏にしても、一旦ついてしまった癖は例えそれが悪い癖でも、人はそちらに戻ろうとするものです。だから何度も何度も修正が必要になります。

ネガティブな癖を治す最良の方法はポジティブな人間のそばにいることだと思います。ちなみに私は馬鹿が付くほどポジティブな人間です。私のこんな投稿が少しでもお役に立てたら書いている甲斐があるってもんです。