難曲に挑む時に一番大切なこと

福岡市東区 折居吉如ピアノ教室、早良区 中村孝治ピアノ・加藤優太ギター教室のブログ更新です。

2020年も2月に入りました。私たちの教室は3月が発表会、みんな目標に向けてギアを上げて頑張っています。発表会では普段よりもずっと難しい曲に挑戦する子達もいますが、自分の今の限界を超える難曲に挑戦するときに「最も大切なこと」とは何だと思いますか?

難曲は試練の山

「ちょっと難しい曲」ではなく「自分の限界を超える難曲」に挑むとなると、そこには線路の枕木のように一歩進むたびに新しい課題・試練が私たちを待ち受けています。

そんなの弾けるようになるだけでも精一杯…。いくら練習しても弾けず、途中で投げ出したくなることもあるでしょう。そこで引くか進むかが明暗を分ける分岐路です。

そこで踏ん張り、苦境を乗り越えるために最も大切なことそれは…

気合と根性?

ではなく、「何としてもこの曲を弾きたい!もっと上手になりたい!」という願望の強さです。

「意志は弱い、願望は強い」

あなたは意志が弱い、というようなセリフがあります。でもそうなんです!意志は基本的に弱いんです!

意志とは「やらなければならない」(Must)

願望とは「やりたい」(Want)

あなたはどちらの言葉に自分の内側から湧いてくるようなエネルギーを感じますか?

弾きたい曲を弾く、しかしそこには…

私は基本的に生徒さんには弾きたい曲を弾いてもらいたいと思っています。でもその曲がとても難しい曲だったら、私はその子の願望の強さを推し量らなければならないとも思っています。

練習を初めてまもなくからトーンダウンしたり、ペースダウンするようであれば、残念ながら試練を乗り越えるだけの願望の強さではないと判断し曲を中断せざるを得ません。なぜならそのままではその曲が次第に願望から外れ、苦痛に変わるからです。

そんな時はもう少しレベルアップして1年後2年後にリトライ!それでいいと私は思います。

59歳でラ・カンパネラを弾き切った佐賀の漁師 徳永義昭さんがなぜ7年もかけて弾き続け、ついには達成することができたのか?それは「何としてでもこの曲を弾けるようになりたい!」という燃えるような願望に突き動かされいたからだと思います。

私が17歳でピアノを始めてここまでやってこれたのもまさに願望の力です。意志では我慢できないことも、願望のためなら耐え忍ぶことができる。

正直私は意志の弱い人間です。今日は飲まないと決めても飲んでしまうし、ダイエットもなかなか上手くいきません。なぜなら「飲みたい」は願望で、「痩せたい」は意志だからです(笑)

いつもありがとうございます。今日はここまでです。

中村孝治

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