こんにちは、名島校の折居です。

ここ数ヶ月あっという間に時間が流れていくなあと感じているんですが、どこから聞いたか忘れましたが、歳を重ねると子供のときと比べてどんどん体感速度が速くなっていくといいます。
一説によると、子供のときより物事に感動する事が減っていくために体感速度も速く感じるらしいです。

いわれてみれば、初めて見る映画ってどのような展開になるか分からないから、わくわくどきどきしていますよね。
もちろん何回見ても面白い映画はたくさんありますが、初めてみた感動や衝撃は最初の一回しか得られないものです。

未知の体験に胸をときめかせるのは人間の本能です。
何か今の生活にマンネリを感じている人は身近な物からでいいので未知の体験、新しきをしる喜びを探していけるといいですね。
例えば音楽とか(笑)

ということで本筋からかなり離れてしまいましたが、今年はアストル・ピアソラ(Astor Piazzolla, 1921年3月11日 – 1992年7月4日)の生誕100周年とカミーユ・サン=サーンス(Camille Saint-Saens, 1835年10月9日 – 1921年12月16日)の没後100周年らしいです。

ピアソラはタンゴとクラシックの融合を独自に成し遂げた作曲家、サン=サーンスはロマン派原理主義を貫いた後期ロマン派作曲家です。

今日はピアソラの意外と知られていない曲、『オブリヴィオン』という曲を紹介しようかなと思います。

もともとはピアソラが映画音楽の挿入曲として作曲したものですが、当時この映画はストーリーの奇抜さからそこまでヒットしなかったようです。
そこで新たにシャンソン風に歌詞をつけることで後に大ヒット。
今現在でもピアソラ好きの間でも特に有名な1曲となっているようです。
ちなみにオブリヴィオンとは英語で忘却という意味。

ゆっくり目のタンゴのリズムに載せた叙情的な旋律に、ピアソラならではの和声進行でとても儚くも切ない曲と仕上がっています。
色んな楽器編成、アレンジがありますが、今回は弦楽器編成のものを載せておきます。

演奏は2CELLOS。
世界的に著名なチェロ弾き2人組のユニットです。

お電話でのお問い合わせ

tel.090-7530-0463

「WEBサイトを見た」とお伝えください。