こんにちは、名島校の折居です。

今日は映画、ドラマ、アニメ、ゲームといった映像作品についてのBGMの凄さについて話していこうかなと思います。

まず、ある一つの有名な映画を思い浮かべてみてください。

僕が今この記事を書きながらパッと思いついたのは、ちょっと前にリマスター版が公開されていた映画タイタニックです。
豪華客船タイタニック号が氷山にぶつかってしまい船体が二つに割れ沈んでしまうという、衝撃的であまりにも有名な映画ですが、一番に思い浮かぶのはあのタイタニック号のBGMとあの名シーンではないでしょうか。

ドラマ「半沢直樹」だったら堺雅人と低弦から始まる主題テーマ、アニメ「アンパンマン」ならアンパンマーチ、ゲームのマリオなら有名すぎる最初のステージ1-1のテーマがそれぞれ頭の中に浮かぶと思います。

BGMは全ての映像媒体においてほぼ必ず必要であり、大きな役割を担っています。
特に大きな効果としてイメージを誘導する効果があります。
半沢なら壮大なテーマに一筋縄ではいかない少し不穏なテーマが証券マンとしての厳しい闘争を、タイタニックのテーマなら悲しいメロディの中に美しさや儚さが表現されています。
マリオならコミカルな演出を表現するために、音楽がとてもリズミカルかつ耳に馴染みやすい拍子で作られています。

映像媒体だけではなく、例えば喫茶店やバーなどではオシャレなジャズやクラシック音楽が、賑やかな居酒屋などでは流行りのポップス、あるいは以前流行っていた流行歌などが流れる事で親しみやすい空気感を作っていますよね。
何気に感じている日常でもちゃんと意図して音楽を使うことで、よりその空間にイメージを乗せ没頭することができるのです。

BGMに限らず、ホラーなら心臓がどっくんどっくん言っている音、だんだん何かが近寄っているような高音のひりひりする音色、緊張するシーンなら大太鼓がドドン!となっていたりなども容易に想像できますよね。

僕は日常を過ごす中で脳内で勝手に効果音をいろんな場面で流して楽しんでいます。
ちょっと自分が脚本家になったようで面白いんですよね。
なにいってんだこいつ、、って思った方はまあ一度試しにやってみてください。

特に毎日同じことの繰り返しで面白くない。なんて思ってる人は必ず少し日常生活に色が付くはずです。