こんにちは、ここ最近の極端な寒暖差についていけない折居吉如です。
皆さん風邪を引いてはいませんか?
さて今日はピアノで『歌う』ということについて書いていこうと思います。
誰かの演奏を聴いて「すごくピアノが上手だな」って思って聴いたことは皆さんありますよね?
じゃあなぜ上手いのかなと思ったときに、指がよく動くとか,ミスを全くしないとか、要因は色々あるんですが、その中で最も重要といっても過言ではないのが、ピアノで『歌う』ということです。
Cantabile ~歌うように弾く~
ピアノを練習しているほとんどの子に当てはまると思うのですが、歌いながら弾くということが苦手、もしくは慣れていないということ。
自分自身も小さい頃を振り返ってみるとそうでした。
歌いながらピアノを弾くという練習をあまりしなかったんですね。
やりたくない理由はとてもシンプルに『ややこしい&めんどくさい』というもの。
歌いながら弾くのって想像以上に難しいものです。
それに歌うと自分の弾いている音が聴こえづらくもなります。
さあ困った、どうしましょう?
そんな時は鼻歌(ハミング)
どんな曲にも必ず中心となるメロディが存在します。
自分が認識しているメロディラインを鼻歌で歌ってみましょう。
すると自分がフレージングや強弱を適当に歌っていることに気付くことができるので、曲の理解が進まない子や練習に煮詰まった子にはとても効果的です。
逆に言うと、鼻歌でしっかり綺麗に歌うことができれば、あとは歌ったとおりに強弱やタッチを換えることで曲の輪郭がハッキリとしてきます。
ところが「音程が取れない!自分は歌が下手だから無理!」と思っている子もとっても多いと思います。
大事なのは「歌って音程を確認する、フレージングを考える」ということであって、上手く歌うことではありません!
歌手になるわけではないですからね(笑)
恥ずかしがらずに試してみましょう。
まずはドレミファソラシドに合わせて1オクターブ歌ってみましょう。
基本となる音程をあらかじめ頭に入れたあと、各パッセージを歌ってみると音程がとりやすく歌いやすいですよ!
歌う練習を習慣にすれば、より一歩レベルの高い演奏に辿りつけるかもしれません。
是非トライしてみてください。
折居吉如
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