こんにちは、名島校の折居です。
今日は「楽譜を読む時にちょっと考えて欲しい事part2」という事で書いていこうかなと思います。
楽譜を読む時にちょっと考えて欲しい事
曲を仕上げる時、演奏する曲の題名を確認しますよね。
(もししていなければ必ずしてください!)
例えば、ジプシーの踊りという曲を演奏するとしたら、「ジプシーってなんだろう…」ってとこから始まると思います。
で、ジプシーを調べたら、「移動系民族で一般的にはそんなに裕福ではない人たち」みたいな情報が入って、なんとなくイメージしながら曲に入っていくと思います。
ここまでは大体出来ると思うんですが、より細かく言うと、楽譜を見て曲をイマジネーションしたことはありますか?
楽曲分析とまではいかないし、あくまで自分の想像力を主体に行うのでときには的外れになってしまうこともあるのですが、全く曲のイメージが入ってこない、掴めない時にはとても効果的です。
- 曲を一回通して聴いてみる
- この曲を物語にするならどんなジャンルの音楽か想像してみる
- 頭の中でドラマかアニメを作り、それに演奏する曲を当てはめる
もっと細かく行くと、「この数小節ではこんなシーンでこんな会話をしている」
みたいな設定を頭の中で作り上げるんですね。
これで譜読みからの曲の大まかな構成が早く組み立てられます。
もちろんそこから推敲は必要ですが(笑)
音高や音程、音形、そして和音の種類も場面を想像するための大きなヒントになります。
だからこそアナリーゼ(曲の分析)も必要なんですね。
表現してなんぼの音楽ですので,恥ずかしがらずにぜひ空想の,想像の世界を表現してみてください!
折居吉如
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