こんにちは。
オリンピックが終わりお盆も終わり、それと同時に感染者の著しい増加で福岡における緊急事態宣言の発令が決定され、なんだかなあ、、と思っている折居です。

今日は好きな曲(あるいは演奏者)について話すとき何を意識して話しますか?っていうテーマで書いてみようかなと思います。

好きな音楽の話をするときに考えてもらいたいことが2つあって、まず1つ目は曲のどういうところが好きなのか。意外とあの曲が好きなんだ!という言葉に対してわかる!いいよね!みたいな表面的なところで話が並行していく事が多いんですよね。

もちろん普段コミュニケーションの一環としては何も問題ないんですが、ピアノや音楽を専門に勉強してる子には、その一歩先、あの曲のこの部分が凄くいい!みたいに具体的にどこが好きか、なんでその部分が好きか自分の言葉で表現、説明できるともっと音楽を楽しめるんじゃないかなーと思います。

2つ目、これはさらにマニアックになるんですが、曲の演奏者について語れると尚面白いですね。
たとえばピアニストだったらショパンの練習曲はポリー二なのか、アシュケナージ、いやいやルービンシュタイン、、みたいに同じ曲でもぜんぜん表現が違いますよね。
この表現の違いを具体的に感じたことを自分の口でアウトプットしてみると、実は自分で気付かなかった、自分の好みの演奏スタイルが理解できたりするかもしれません。

ポリー二の圧倒的テクニックと緻密さが目立つ演奏がいいのか、ルービンシュタインの楽譜に忠実で王道的、外交的な演奏がいいのか。
どのパッセージを聴いてその印象があるのか。

好きな曲に出会ったとき、いいなあ!素敵だなあ!で終わるのでなく、こういうところまで自分の中でまとめた上で話してみると音楽と更に親密になれる気がします。

折居

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