みなさん、こんばんは。先日の「演奏の原則 スラーについて」はお読みいただけたでしょうか?

今日はその第2弾として「音形」についてお話しします。

音形は最高のヒント

まず最初に、そもそも音形という言葉については皆さんご存じでしょうか?
音形とはブリタニカ国際大百科事典によると、分かってる人にしかよく分からない説明が載っています。

音形とは(ブリタニカ国際大百科事典)

「音楽用語。音楽の最も短い構成部分として,旋律的,あるいは和声的,あるいは律動的に表現される一連の音。楽曲構成上,動機として働く場合もあるが,奏法上からくるものもあり,その形象はさまざまである」

楽典の教科書然り、これもそうですが、はっきり言って知らない人に説明する気ないだろうと思ってしまいます(笑)

改めて音形とは、読んで字のごとく「楽譜に並べられた複数の音が作り出す図形」です。

例えば上の図、ドレミはまっすぐに上っています。
これは上行形。
反対にドシラと下がれば下降形。

しかしこのようにドレミドと続くと山のような波状形になります。
(他に正式な音形の名称があるかもしれません)

※演奏の大原則 音形

①上行形はクレッシェンド

②下降形はデクレッシェンド

③波状形は形に沿うように波打つように(山型、谷型があります)

これらも前回のスラー同様、言うまでもない暗黙の了解的な感じで、ほとんどの場合楽譜にわざわざ強弱記号が示されていません。
逆にこの原則に則らないケース(上行形なのにデクレッシェンドしたいなど)の場合はほぼ確実に楽譜に指示記号が記譜されていると思います。
よって何も指示がない場合はこの原則に則って強弱の変化をつけると、自然な演奏に近づくことができるはずです。
ただし他の原則と矛盾を感じてしまう場面少もなくないため、そんな時どうすれべきかはさらに勉強が必要です。

(ちなみに上行形なのにデクレッシェンド、下降形なのにクレッシェンドなどはベートーヴェンによく見られます。自然な演奏法とあえて相反する奏法を求められるので、ベートーヴェンの音楽を理解する上では大切な要素の一つかもしません。)

音形は本当にたくさんのヒントを私たちに与えてくれます。
もしそれでも分からなくなったらメロディを歌ってみましょう。
きっとそのメロディが向かいたい先が見えてくるはずです。

今回はここまで。
次回は音程の原則についてお話ししましょう。

中村孝治

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