みなさん、こんにちは。
福岡市早良区、東区の音楽教室Opus School of Music、 ブログ更新です。
今日はピアノ導入期、つまりピアノを始めたばかりの時期に重点的に取り組むべきことについてお話しします。
ピアノは頭脳派スポーツ?
ピアノをスポーツと言ってしまうのは少々気が引けますが、ピアノは体を使って演奏を行う以上、必ず運動が伴う活動(スポーツ)の側面があると言えるでしょう。
芸術点を競うスポーツ、例えばフィギュアスケートなどが最も近しいかもしれません。
もちろん運動としての強度は圧倒的に低いのですが、強度という観点ではなく、身体のコントロールという点においてはむしろより微細で繊細なコントロールの難しい運動を求められるのがピアノです。
しかもそれに加えて楽譜という視覚的情報、音という聴覚的情報、指先の触覚的情報、リズム感覚まで合わさってくるわけですから、一筋縄ではいきません。
ではまず何を重点的に取り組むべきか?
導入期におけるピアノ演奏の要素を改めて書き出します。
①身体感覚(筋肉、関節、指などのコントロール)
②視覚的情報(音符の把握、何の音か、どんなリズムか、鍵盤の位置の把握)
③聴覚的情報(正しい音、正しい長さで弾けているか、きれいな音で弾けているか、など)
④触覚的情報(鍵盤の深さや重さを感じる感覚)
⑤リズム感覚(拍子感)
こうして書き出してみると、いかにピアノが複合的な要素で出来ているかお判りいただけたかと思います。
これだけの能力を同時に駆使しなくてはいけないのですから、導入期の多くの子供たちにとってハードルの高いことと言えるでしょう。
だからこそ、弾き始める前から(あるいは同時期に)一つずつのスキルを別個で鍛える必要があります。
特にこの中で私が最も手早く伸ばせると思う能力は②の視覚的情報です。
4分音符や2分音符などの見分け、音符を読むスピード、などなど。
そしてこれらを鍛える手っ取り早い方法がドリルを繰り返し、そして習慣的に解くことです。
最後にうちの教室で使っているおススメのドリルをご紹介します。
①おんぷドリル
②リズムドリル
丸子先生のこちらのドリル、さすがに大変よく出来ていて、確実に譜読みの力を押し上げてくれます。
お子さんの譜読みでお悩みの方は是非お試しください。
中村孝治
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