みなさん、こんばんは。
室見校の中村です。
まもなく今年も終わりますね。
1年前はまだハイハイすらしていなかった息子が、今では縦横無尽に走り回るようになりました。
今週いっぱいでほぼ全ての年内のレッスンが終了します。
年末年始は時間があるのでしっかり練習できる、と言いたいところですが、なかなか皆さんそうはいかないでしょうね。
さて今日は練習の量についてお話します。
同じ曲を日々繰り返し練習していると、あるラインで急に見え方、聴こえ方が変わる、という経験をすると思います。
聴こえていなかった音に気付いたり、困難を感じていたテクニックが普通に出来るようになったり、といった変化です。
その一定のラインを越えると明らかに演奏の質が異次元になります。
集中力や安定感、音の響きが全く違ってきます。
これは一定の練習量をこなした先にしか得られないものです。
そして経験をした人にしか分からないであろうことです。
ある程度練習を繰り返していくと、これ以上どうしたら良いか分からないと感じる段階にぶち当たることがありますが、それこそがまさにそのラインを越えられるかどうかの境界線ではないかと経験上感じます。
私は正の字を書いて練習回数を記録しています。
皆さんもそうすると案外弾いていないことにハッとするかもしれませんよ。
やっているつもりになっていただけで、記録してみると大した量じゃなかった、というのはよくあることです。
そうして一曲一曲をそこまで高めながら取り組んでいくことが出来たら、間違いなく上達するでしょうね。
しかし残念ながら普段の練習でそこまで意識して取り組んでいる生徒さんは今年いなかったかな?
ということは来年はそのあたりを厳しく指導していかなくてはいけませんね。
まだ今年もあと10日ほどありますが、また来年もよろしくお願い致します。
中村
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