みなさん、新年明けましておめでとうございます。
室見校の中村です。
福岡市早良区・東区のピアノ・ギター・オカリナ教室 ブログ更新です。
今日は私も今年一発目のレッスンでした。
レッスンが始まると一気に気持ちが引き締まりますね。
さて今日はちょっと小難しいかもしれない話をします。
レッスンは何を学ぶ場か
ピアノにしても、スポーツにしても、勉強ごとにしても、何かに取り組むときに当然私達は自分の知覚、感覚で物事を捉えていきます。
それは至って自然なことなのですが、自分の限られた知覚・感覚だけではあっという間に限界が来てしまいます。
自分なりによく出来ていると思ったのに、レッスンに行くとダメ出しの嵐、何てこともよくある話ですね。
ではその限界を越えるためにはどうしたら良いか?答えは簡単です。
自分以外の知覚・感覚で自分を客観的に捉えること、つまり
「他人(先生)の知覚を借りる」
ということ。
もっとかみ砕いて言うなら、「先生だったら何て言うだろう?」ということを考えてみるんです。
そうすると、「いつも口うるさく〇〇のことを言われるから、そこに注意してみよう」とか「先生はこれではOKしてくれないだろうな」といった発想が生まれてくるはずです。
それが自分の知覚を越えて物事を捉えるということであり、それが出来るようになると、いずれ自分自身の知覚も広がっていくことになります。
レッスンを通して私が皆さん(保護者さんも含め)に持ち帰ってほしいことはまさにこれなんです。指導された曲のピンポイントな内容はもちろん大事です。
でももっと理解してほしいのは「どこに着眼して指導しているのか」ということです。
指導された内容を次回までに修正したとしても、また別の曲で全く同じことを繰り返しては意味がありません。
先生の知覚にいかに近づくか、ということが上達の近道なのです。
だから漠然とただ指導を享受するのではなく、少しでも先生の発想や視点を学んでほしいんです。
そのために私から保護者のみなさんにアドバイスをするなら、練習をしているお子さんに「先生だったら何て言うと思う?」といった質問を日頃から繰り返し投げかけてあげてください。
最初は全く反応がないかもしれません。
即答で分からないと言われるかもしれません。
的外れなことを言うかもしれません。
それでも繰り返し問うていくことが、いつか芽吹くことにつながると思います。
今日はここまでです。いつもありがとうございます。
中村
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