みなさま、こんにちは!そして明けましておめでとうございます。
クラシックギター科講師の加藤優太です。

今回も前回に引き続き、クラシックギターの演奏技術についてお話していきたいと思います。

今回は『右手の技術-特殊奏法②』についてです。

右手の技術-特殊奏法②

特殊奏法、前回は『ハーモニクス』についてお話しましたが、今回はラスゲアードについて掘り下げていきます。

留学中にクエンカ先生からよく言われたのは「多くの日本人ギタリストはラスゲアードの種類を1種類しか持っていない。ラスゲアードも奥が深いんだぞ!ラスゲアードを学ぶにはフラメンコギターをやるのが一番だ!」ということでした。。笑

そんな話から僕もフラメンコギターを副科として2年間習うことになったのですが、そのおかげでラスゲアードのバリエーションは豊富になりました。

この経験からラスゲアード奏法で最も大事なことは『各指の分離』だと言えるでしょう。
まるでマシンガンのようなフラメンコギタリストのラスゲアードは、完全に分離した強靭な一本一本の指から放たれています。

では、どのようにして『各指の分離』を目指すか…そのポイントはズバリ!『デコピン』です!

各指、親指の根元に引っ掛けて力をチャージしたあと、デコピンするときみたいに各指を放ちます。
そして、そのときにもう一つ意識してほしいのが、弦に深く入りすぎず、弦の表面をラスゲアードすることです。
この二つを意識することで、格段にキレがよいラスゲアードが鳴ることでしょう!

特殊奏法は特殊と付くだけあって、なかなか一人では学習しづらい技術です。
さまざまな奏法を多角度から学んできた経験からきっとお役に立てると思います。

これを機に今一度、右手の技術について一緒に考え、よりよい演奏を目指しませんか?

当教室ではギターという楽器をしっかりと鳴らし、そのポテンシャルを存分に活かせるような技術の習得も一つの目標としております。
ご興味ある方は無料の体験レッスン等もございますので、お気軽にお問い合わせ下さい!

次回は『右手の技術-特殊奏法③』についてです。

以上、クラシックギター科講師の加藤優太でした♪

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