こんにちは、名島校の折居です。
もう2月も半ば、卒業式のシーズンですね!
『旅立ちの日に』とか、『Believe』とか卒業式の定番曲なんですが、今回はピアノの先生兼高校の音楽の先生である僕が個人的にいい曲だなと思う合唱曲を5曲紹介しようと思います。
ではまず1曲目。
旅立ちの時~Asian Dream Song~
作詞:ドリアン 助川 作曲:久石 譲
この曲はそこはかとなくジブリ感が強いのですがそれもそのはず、作曲者がジブリでおなじみ、久石譲さんです。
この曲、もちろん久石さんお得意のマイナーコードふんだんに使ってるんですが、歌詞もまた良い!
大体の合唱曲は別れを惜しんだり、今後も忘れずに頑張ろう!みたいなニュアンスが強いんですが、この曲はある種の決意がみられる歌詞が多く、今までの思いを胸に覚悟を決めて1人で突き進もう!といった社会(新しい世界)への自立や旅立ちを意識させる歌詞となっています。
ある種、決別の意味も入っている感じですね。
曲調も相まってヒロイックな感じがたまりません。
ぜひ聴いてみてください。
続いて2曲目。
Let’s Search For Tomorrow
作詞:堀徹 作曲:大澤徹訓
この曲は最初のイントロから懐かしみを感じる合唱曲です。
レッツサーチフォートゥモロー、直訳で明日を探しにいこうという意味ですね。
伴奏も非常にわかりやすい進行でハ長調、明るく明快で元気に満ち溢れるこの曲はまさにタイトル通りの名曲です。
元気がない時にはぜひ聴いてみましょう。
(僕が小学生の時、昼休み明けの掃除の時間にはこの曲が流れていたのを今でもなぜか強く覚えています笑)
3曲目はこの曲。
YELL
作詞 作曲:水野良樹(いきものがかり)
はい、いきものがかりのあまりにも有名な名曲YELL、卒業式の定番ソングとしても名高いです。
この曲の良さはまずとにかく格好いい。
「さよならは悲しい言葉じゃない」この一言の重み、年齢を重ねるごとにそのニュアンスが変わってくる、素晴らしい歌詞だと思います。
旅立ちの時と歌詞や意味合いは少し似ているのですが、こちらは他人との距離感が近くお互いに応援して進んでいこうというニュアンスが強い気がします。
ちなみに「YELL」っていうのは応援って意味です。
さて4曲目。
明日へ
作詞:作曲 富岡博志
この曲を作曲された富岡さんは中学校の音楽教師で、この明日へをはじめ、たくさんの合唱曲を作曲されています。
シンコペーションが多用されていることと、最後のサビに行く前の半音階転調がとても格好いいです。
歌詞も多感な中学生が必死に前に進もうとする様子(多分)をとてもきれいに表現されています。
個人的には学生時代の思い出が一番噛みしめられる気がして、とても青春な曲だと思います。
さて5曲目、最後はこの曲です。
愛にできることはまだあるかい
作詞:作曲 野田洋次郎(RADWIMPS)
この曲は割と最近合唱曲となりましたね、映画『天気の子』で作中通して主題歌として流れた曲です。
ほかの曲より若干長いのと、1フレーズの息が長いので、かなりしっかりと歌わないといけないのですが、各パートが綺麗にハマった音色はとてもとてもきれいで美しいです。
ほかの曲と違い、社会や人生においてある種の辟易とした後ろめたい感情を歌っていますが、それでも立ち向かって生きていく、そういった反骨心を少なからず含んでいるように感じます。
しかしながら曲調は穏やか、他の曲よりスローテンポなのもこの曲の魅力でしょう。
これから合唱曲の定番となってほしい1曲です。
さて他にも名曲は数えきれないほどあるのですが、今回はここまでにしておこうと思います。
家にもしかしたら眠ってるかもしれない学校の音楽の教科書、ちょっと開いてみたら意外にも楽しいひと時を過ごせるかもしれませんね。
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