音楽を反芻する癖
こんにちは、名島校の折居です。
今日は、頭の中で反芻することについて少し書いていきたいと思います。
まず反芻とは何か?
はんすう
【反芻】
《名・ス他》
一度飲みこんだ食物を再び口中にもどし、よくかんでからまた飲みこむこと。
草食動物はよく食べた草などを一回口の中に戻し、再度味わって飲み込んでいるそうです。
ここだけみると反芻なんて気持ち悪い!と思うかもしれませんが、くりかえし考え味わうという意味もあります。
これは食べ物だけに限らず、自分が気に入ったもの何でもに当てはめられます。
例えば練習中の曲のいい演奏をYouTubeで調べて聴きました。
すごいなと思って頑張ろうと練習します。
これだけでも悪くはないのですが、良かった部分を頭の中で何度も脳内オーディオで再生してみてください。
良い演奏を、より一歩音楽に踏み込むために、その曲を隅々まで知っておくのはとても大事なことです。
特にこの方法は譜読み、暗譜が遅いという人にはとても効果的です。
僕自身、譜読みは遅いし、暗譜も決して得意ではないのですが、ご飯を食べるときも、寝るときも、お風呂に入っているときも取り組んでいる曲をひたすら聴くことで、暗譜と譜読みの時間を短縮できたことがあります。
頭で考えることも大事ですが、がむしゃらに反復練習して、❝体で覚える❞というのも大事なのかなと思います。
常に頭の中に音楽が流れている時間、いや頭の中に音楽を流している時間。作ってみましょう。
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