こんにちは、名島校の折居です。

今日はブログタイトルにある傾向と対策についてゆるーく話していこうと思います。

傾向と対策。
受験の本によく出てそうでなんだか難しそうなワードですよね。

色んな捉え方がもちろんあると思いますが僕の場合、

色んな物事に対しての自分の取り組み方、関わり方を第三者の視点から客観的に見つめ自分の傾向を計る。

と言う解釈です。

例えば、何人かで重要な話し合いをするとしましょう。
この時の自分は率先して話をリードしていくタイプなのか、リードはしないけど疑問に感じたこと
を直接ぶつけていくタイプなのか、はたまた議論がヒートアップしすぎないよう周りを律することに集中していくタイプなのか。一つの事例だけでもそれぞれ数パターンの型に枝分かれしていくと思います。

世の中には心理テスト等のアプリってとてもたくさんあり、質問をたくさん受けると、貴方は〜タイプです。
なんて表示が出るのですが、あれは手っ取り早くある程度の自分の傾向を教えてくれる便利なアプリだと思います。
(統計がすごく雑に取られて作られているアプリも多いですが笑)

はい、少し長くなってしまいましたが、ここまでが傾向で次に対策です。

先ほど書いた事で傾向が分かったとして、「へーそうなんだ」「面白いなー」で終わってはちょっと消化不良。
ここで対策を行います。

先ほど例を挙げた、重要な話し合いで自分を話を率先してリードしていくタイプと仮定しましょう。
話を主導していくのはある種の才能なのでそこはとても良いことだと思います。
ただ違う角度から考えると、自分が1番話をする時間が長い分、自分の意見をベースに話をしてしまう可能性があります。
逆にそれぞれの意見を聞き出す事に集中するとただの司会進行になってしまうことも。

さあここで大事なのが客観視です。

英語だとObjective view(オブジェクティブ・ビュー) と言います。
全く別の人間として自分の行動を鑑みたときに、どう感じるかを想像しなければいけません。

ふと1日の終わりに振り返ると、「あの人と話したあの話題、あそこであの言い回しじゃなくてこっちの言い回しのほうが良かったな」とか「もうちょっと空気読んでノリよく話せばよかったな」とか考えたことあると思います。
この感覚をより詳細に、より分析して自分の中に落とし込んでいくと、同じパターン、似たパターンの出来事に出会したときにとても役立つと思います。

そう、譜読みをしていく時に感じるピアノのテクニックと同じですね笑

大体の人は無意識でもこれが出来ていると思いますので、自分で何か思うことがある人、もしくはまだ学生の皆さんは意識的に傾向と対策、やってみてはいかがでしょうか。