ピアノは筋肉だ

福岡市東区、早良区 中村孝治ピアノ教室のブログ更新です。

室見校の中村です。今日は「ピアノは筋肉だ」というテーマでお話しします。

ピアノと筋肉の関係

「ピアニストって華奢なイメージ」、「きれいな手がピアニストっぽい」

そんな風に思われる方は多くありませんか?確かに体は華奢なピアニストは多いです(特に日本人は)。しかしその手はどうでしょうか?

力強い演奏をするピアニストほど前腕から先、手の甲に至るまでが非常にゴツくなっているんです。

歴史的ピアニストであり私が最も好きなホロヴィッツと握手をした人がこのような感想を残しています。

「まるでガマガエルを握りしめたような柔らかく肉厚な手だった」

みなさんが思われる「きれいなピアニストっぽい手」とは全く異なるものですね。

ピアノも運動

私は昔から生徒の皆さんに伝えているのですが、ピアノ演奏も指先、前腕、上腕、体幹と全身を使う1種の運動です。そして運動である以上はそこには筋肉の働きが常に伴います。

これまで技術の改善を突き詰める中で、常に筋肉の使い方や筋力を意識してきました。特に最近傾倒しているロシアピアニズムの勉強を始めてから、更に具体的にどこの筋肉を鍛える必要があるのかが明確になり、集中的に筋トレを行っています。

中高柔道部の私にとっては筋トレはお手の物。最近の私のブームの筋トレは虫様筋という指と指の間にある筋肉です。

ネットで調べた筋トレ方法を参考に10日ほど筋トレを続けていますが、自分の指の動きが明らかに改善されていることを実感しています。ホロヴィッツの手がガマガエルのように肉厚だったのはこの虫様筋が異様に発達していたからでしょう。

ある著名な先生は「その人の手を見ればどんな音色を出すかがわかる」とおっしゃっています。

やっぱり、ピアノは筋肉だ。こんなところでも柔道部時代の筋トレ経験が役に立っている。おかげさまで筋トレは大好きです。人生どこでどう繋がるかわかりませんね。

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