みなさん、こんにちは。
室見校の中村です。
福岡市早良区・東区のピアノ・ギター・オカリナ教室 ブログ更新です。
まもなく息子が2歳の誕生日を迎えます。
絶賛子育て中の私ですが、この2年間はこれまでの人生の中で一番幸せだったと日々実感しています。
子育てには大変なこともありますが、同時に面白いことも多々ありますよね。
ここ数日でも息子が言うようになった面白い&感動したことがこちら。
「バッハ、きれいね~」
バッハのマタイ受難曲(超名曲ですがなかなかヘビーな曲です)を聴いての一言。
生後間もなくから色んな音楽は聴かせていて、特にモーツァルトが多かったのですが、最近は何年も前に教室用に購入していた「頭のいい子が育つクラシックの名曲45」という本の付属CDを聞かせています。
そんな中でバッハのマタイ受難曲を聴かせるたびに必ず、
「バッハ、きれいね~」
と言うんです。
正直これまで「そこまで音楽には興味ないのかなぁ」なんて思っていたのですが、この言葉を聴いてじ~んとなっています。
美しいもの
子供たちは「真に美しいもの」をちゃんと理解する力を持っていると私は思います。
ただそれに対する意識づけや注意喚起を日頃からしてあげないと、次第に忘れてしまう。
- 花を見て、「お花きれいだね」
- 音楽を聴いて、「きれいな曲だね」
- 美味しいものを食べて、「美味しいね」
こんな当たり前とも言える声掛けによって、子供の感性を鈍らせることなく保つことができるのではないかと思います。
そう、「感性を育てる」というよりは「感性を保つ」ということがまず重要だと私は思うんです。
生まれて最初の5年くらいは何もかもが新しいことだらけです。
感受性という点ならおそらくこの頃が一番敏感でしょう。
この頃の人生は最も感動で満ちているはずなんです。
しかしその時感じた感動や気持ちをいかに刹那的なものではなく、意識下に浸透させるかは私たち大人の声掛け次第なのかもしれません。
- 「お花きれいだね」と言って聞かされたから、花の美しさに意識を向けるマインドが出来上がる。
- 「きれいな曲だね」と言って聞かされたから、音楽に意識を向けるマインドが出来上がる。
- 「美味しいね」と言って聞かされたから、料理の味に意識を向けるマインドが出来上がる。
毎朝、空を見て「今日はお空がきれいだね」と言ったり、道端に咲くのタンポポをみて「お花きれいだね」と言ったり、川を見て「水がきれいだね」と言う。
芸術云々の前に、まず日常の中に美しさを見出せることが感性なのかなと思います。
芸術は決してコンサートホールや美術館にのみあるものではなく、いつも身近にある。
あとは私たちがそれを感じ取り、受け入れているかだけなんです。
それを子供たちにも気づかせてあげてほしい。
ちょっと小難しい感じになってしまいましたのでここまでにしましょう。
中村
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