皆さん、こんにちは。
福岡市早良区・東区の音楽教室 Opus School of Music ブログ更新です。
今日は知る人ぞ知る、とまでは言いませんが、少しマイナーなのに実はとても魅力的な作曲家についてご紹介します。
ドメニコ・スカルラッティ(Scarlatti)
イタリアの作曲家スカルラッティと聞いてどれくらいの人がピンと来るでしょうか?
ピアノをやっていれば名前を聞くこともあるでしょうが、ベートーヴェンやモーツァルトのように音楽と所縁のない方にまで知られるような人物ではありませんね。
スカルラッティの詳細についてはこちらから(Wikipedia)
ショパンやベートーヴェン、バッハに比べれば演奏される機会は少ないように感じますが、ホロヴィッツはアンコールにスカルラッティを好んで演奏していたし、他にも多くの世界的ピアニストがプログラムに取り入れる作曲家でもあります。
生まれはバッハと同じバロック時代の作曲家ですが、曲によっては一瞬ロマン派かと思ってしまいそうなほどカッコよかったり、情緒的な一面もある作曲家だと思います。
先日の発表会でも講師演奏に私が選んだのはスカルラッティのソナタ3曲でした。
いずれも3~5分程度の小さな曲で取り組みやすいのも一つの特徴です。
今回弾いてみて分かったのですが、音が少ないからこそ難しくもあります。
でも弾けば弾くほどハマる楽しさもありました。
ここでホロヴィッツの演奏を一つ紹介します。
ホロヴィッツの演奏を生で聴くことは叶いませんでしたが、その色彩豊かな音色は録音では到底再現できない繊細なものだったそうです。
とはいえ録音でもこれだけ素晴らしい演奏です。
生で聴いたらどれほどだったのでしょうね?
もう一つあまりのも衝撃的で口が開いてしまうアルゲリッチの演奏を
スカルラッティの曲は多くが2~5分で収まるような小さな曲ばかりです。
ごらんの通り難易度も易しいものから様々ですので、ピアノを弾く人であれば選曲の候補として考えてみても良いのではないでしょうか。
子供の練習曲として、忙しい社会人の趣味として、またプロの演奏会のプログラムとしても幅広く使えるのがスカルラッティです。
ご興味あれば是非聴いてみて、弾いてみてくださいね。
中村孝治
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