みなさん、こんにちは。
室見校の中村です。
福岡市早良区・東区のピアノ・ギター・オカリナ教室 ブログ更新です。

昨日は久しぶりに研修に参加をして、新しいことを学んできました。それがタイトルにもある「ビジョントレーニング」です。

昨年年末に、福島県のあるピアノの先生が「レッスンにビジョントレーニングを取り入れている」という話を耳にして、それにピンと来た私は書籍を購入。

そして講座をググって即申し込み。良いと思ったものへの行動力が私の強みです(笑)

そして昨日実際に「ビジョントレーニング」に触れてみて、視覚の発達や機能を調整することがいかに子供たちの能力全般に影響を及ぼすものであるかを想像以上に実感しました。

目は世界の入り口

私たちの脳は87%を視覚情報に頼っているそうです。

つまり目が見えるにも関わらずその機能が普通より劣っていたり、不全の状態に陥っていたとしたら「脳が多くの情報をキャッチできない」という状態に陥ってしまうわけです。

  1. 運動神経が悪い(特に球技)
  2. 勉強が苦手
  3. 漢字を正確に書けない
  4. 字が汚い
  5. 本を読むのが苦手
  6. 人との距離感が掴めない(コミュニケーションが苦手)
  7. 姿勢が悪い

目と何の関係があるのと思われるかもしれませんが、視覚的な機能トレーニングをするとこういった上記の問題が改善するかもしれないんです。

元々私がビジョントレーニングに興味を持ったのは譜読みの苦手な子供たちがあまりに多いからです。

音符ドリルなどによる反復トレーニングによって改善する生徒さんもたくさんいますが、中には何年かけても正しく素早く楽譜が読めないお子さんもいました。

しかしそれも昨日の講座を受けてすべて合点がいったのです。

視覚機能が十分に発達していない子たちの視界の一例として、このように見えている可能性があります。

 

これは視力の問題ではなく、もっと深い脳の統合機能の問題です。

これでは楽譜も正確に5線を数えられない、というよりもはや5線ではなく10線になってしまっていますね。

漢字も横線の数や点の数が正しく見えません。これでは何度言われても正確な漢字を理解できないのは当然です。

スポーツにおいてはボールが2重にダブって見えるわけですから、キャッチがうまくできなくても仕方がありません。

他にも焦点が定まらず文字や楽譜が揺れて見えたり、左右上下に並んだ文字や音符、線などの大きさや太さが均等に見えなかったりもあるようです。

もはや正常に知覚出来ている人とそうでない人とでは、ある意味違う世界線に生きているようなものです。

このような状態だと、勉強やスポーツ、何にしても遅れが出てしまうのは明白ですね。

このような状態に陥っている子は教育現場では学習障害だったり、発達障害だと診断されてしまうケースが多いのですが、実は違うんですね。

だからこそ幼児期に視覚機能を発達させるような遊びをたくさん取り入れてあげてほしいと感じました。

具体的にすぐにご家庭で実践できる遊びとしてを2つご紹介します。

  1. めいろ
  2. キャッチボール

「え、そんなんでいいの?」と思われたかもしれませんが、この2つには幼児期の視覚機能の発達の要素が詰まっています。

この2つなら子供とのコミュニケーションの時間にもなりますから、是非取り入れてみてください。

またレッスンの中でも今後このトレーニングを取り入れていきたいと思っています。お楽しみに。

中村

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