皆さん、こんにちは。
室見校の中村です。

昨日は数年前にうちに通ってくれていた元生徒さんが音大の合格報告に来てくれました。
なんと合格した大学は日本でもトップクラスの名門校です。

私が直接指導した期間はごく短かったのですが、わざわざこうして挨拶に来てくれて指導者として冥利に尽きます。
そして何より、自分のピアノにも人生にも迷い苦しんでいた彼女が、今こうして自分の望む未来に向かって進んでいる姿に感動しました。

割とこれまで人生の大半を人に迷惑をかけてきた自分が、ついに誰かの役に立てたのだなぁとしみじみします（笑）。
こうして誰かの人生の役に立てたのだという実感が、教室をやっていてよかったと思える一番の瞬間です。

中学高校時代というのはきっと多くの人にとって辛い時期ですよね。
環境的な理由もありますが、それよりも内面的にも社会的にも大人と子供の狭間で自分の存在がぐらついて不安になる。
だから答えを探してもがく時期だと思います。
私もそうでした。

でもその時期に苦しみ抜いて答えを出すことが出来た子は強い。
彼女も大学に入ってからも、また音楽の厳しい世界が待っているでしょうけど、きっと大丈夫でしょう。

そして苦しんだことで得たたくさんの出会いはこれからの彼女にとって大きな財産になるでしょう。
私も含め彼女に関わったすべての先生方が、いつだって彼女の力になりたいと思っているでしょうからね。
若者の成長は楽しみばかりです。
負けてはいられない！

中村

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