話すは技術、聞くは器

私たちは日頃、どれだけ職業や社名、役職、学歴などによって守られているか考えたことはありますか?
代表取締役という肩書だけで人の見る目は変わります。
大手企業の名刺を出すだけで人は興味を示します。
医者という職業だけで人は尊敬のまなざしを向けます。
ハーバード卒だと言えばそれだけで一目を置かれます。
私もまたピアニストというだけで多くの方に興味を持っていただけます。それはとてもありがたいことですが、もしそれらの自分を示す枠組みをすべて外されたとき、全く変わらず見ず知らずの人と信頼関係を築くことができるでしょうか?
少なくとも皆さんに向けられる周囲の目は変わってしまいます。どこの誰だか知れない人間になってしまうわけですから当然です。
職業や社名、役職、学歴というのは過去の自分の選択や功績、努力の結果です。たった一言でそれだけ自分のことを知ってもらえる強力な武器でもあり強固な鎧でもある。
それらを全て取っ払われたときになお、人として魅力的であると感じてもらえるのは、まさに「今この瞬間の自分の在り方」次第であると思います。
言うならばそれが自分の人間力そのものですね。丸裸の状態でなお人の信頼を勝ち得る最初の一歩は笑顔で相手の話を傾聴することです。
「話すは技術、聴くは器」
話の聞き方でその人の器が知れます。どんな相手にも誠心誠意を持って傾聴する姿勢が大事です。実は興味もなく聞いてるふりをしても必ず相手に伝わるものです。
聴くというのは技術ではなく、真心や誠意から来る姿勢なのでしょう。だからこそ「聴くは器」なんですね。私ももっともっと聴く力を磨いていきたいと思います。
今日はここまでです。いつもありがとうございます。


About the author: koji nakamura

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