みなさん、こんにちは。
室見校の中村です。
福岡市早良区・東区のピアノ・ギター・オカリナ教室 ブログ更新です。
子供たちも夏休みに入りました。そんな中、福岡では夏休み初日に小6の女児3人が川で亡くなるという痛ましい事故が起きています。
大切に育ててきた我が子を、ある日突然失うということ。2歳の息子を抱きしめながら、想像するだけで動悸がしてくるほどの苦しみです。亡くなられた子供たちのご冥福をお祈り致します…。
さてブログの本題に入りますが、最近あることに気付いたというお話です。
現在日本が抱える一つの問題として、不登校児の急増がありますが皆さんご存じでしょうか?
昨年の時点で全国の不登校児の数は何と25万人にのぼり、これは自衛隊の自衛官の数と等しいそうです。
私は不登校というとあまり家から出られない、さらに言うなら自室から出られない、つまり引きこもりのイメージを無意識に抱いていましたが、考えてみれば学校には行っていないけどレッスンには来ているという子もいるし、塾や友達との遊びには元気に行っているという親御さんの話も聞きます。
考えてみれば当たり前かもしれませんが、「不登校≠引きこもり」なんですね。
引きこもりとは社会から断絶された状態、ひどい場合には家庭内でも家族と断絶された状態を選択しているということです。
かく言う私も実は高校時代に不登校の時期がありました。
学校には行っていないけど体は元気だし、時間もあったので、ひたすらゲームをしたりして過ごしていました。実はその時に始めたのがピアノなんですけどね。
学校に行けない私に対して両親は決して責めたり、学校に行けと諭すことはなく、おかげさまで私は自分の準備が整うまで、家で充電することが出来ました。
不登校児に親として接する上で最も大事なことは、学校に行けていない状況を受け止めてあげることです。
親としては不安な気持ちになることはよく理解できますが、決して批判したり、責めてはいけません。
家庭という最後の砦すら居場所を奪ってしまったら、あとは子供達は家族とのコミュニケーションすら避けるようになり、引きこもるという選択しか無くなってしまいます。
家族間の人間関係さえ良好に保っていれば、立ち上がるチャンスは何度もやってきます。しかしもし私たち親の言葉が届かない関係性になってしまったとしたら、本人が自発的、自主的に再出発できるチャンスは圧倒的に減少するでしょう。
一歩外に出れば、社会は厳しさで溢れています。否応なくその厳しさにさらされてしまいます。
だから家の中くらいは、安心安全な温かい環境を与えてあげてほしいと思います。
今日はここまでです。
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