こんにちは、名島校の折居です。

うだるような夏の暑さから一転、急に凍えるほど寒いここ数日ですが、皆さんは体調管理できていますか?
冬になると手が冷たくなり、指が動きづらい事が多くなるので、発表会やコンクールなど本番の時にはカイロを常備するようにするといいですね。

さて先日、予選の審査もさせてもらった日本クラシック音楽コンクールの福岡地区本選が終了しました。

今回僕の教室からは5人の生徒さんが本選に出場していたのですが、3人の生徒さんが全国大会に進出しました☆彡

全国大会は12月で、もう1か月少ししかないので、より一層気合を入れて生徒さんと頑張っていきたいと思います♪

本選は審査員の合計平均点が80点以上が合格ラインとされており、最高点、最低点がカットされますので、複数の審査員にインパクトを与える演奏が求められます。

予選で審査しているときにも感じている事ですが、コンクールで演奏する際に大事なのは、演奏曲の大きさではなくその完成度です。

もちろんとても技術力の高い難曲を弾きこなせれば一番いいのですが、まだ演奏技術、曲への理解が追い付いてない演奏がちらほら見受けられます。

特に小学生に多いのですが、

①曲が最初から最後まで躓かずに弾けるようになったので練習が疎かになってしまう。

②曲全体を通す練習だけして終わってしまう。

この2点で満足される方が非常に多いです。

コンクールは演奏者のその演奏技術と『表現力』を出し尽くさなければいけません。
曲が躓かずに通るようになったのならば、それはようやくスタート地点に立ったということです。
そこから+αで自分の意思を表現できる演奏を心掛けましょう。

なんとか曲を通して弾ききることで精いっぱいになってしまった場合は、その曲はまだ練習期間が必要ということになります。
時期を延ばして、しっかり曲への理解を磨いて本番に臨みましょう!
一つの曲をとことん勉強する忍耐力も大事ですね。

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