みなさん、こんにちは。
室見校の中村です。
福岡市早良区・東区のピアノ・ギター・オカリナ教室　ブログ更新です。

最近私がレッスンの中で密かに意図して強化に努めていることがあります。

それが生徒さんたちの練習のクオリティを挙げること、いわば「正しい練習法の練習」です。

残念ながらほとんどの生徒さんたちがお世辞にも良い練習が出来てるとは言い難く、「とにかく練習のやり方を覚えて帰りなさい」と口を酸っぱくして伝えています。

でも練習の質が低いというのは、実は普通のことです。
私たちのような職業音楽家ですら、何年もかけて練習の効率にこだわっての現在地です。

そして今でも常により良い練習法を模索し続けているのですから、初心者の子供たちに手ほどきなしで良い練習が出来るわけもありません。

そうやって考えれば、練習のやり方を伝授するのも先生として仕事の大きな一つだと言えますね。

私も出来るだけ細かく練習の進め方については指導するつもりですが、保護者のみなさんで分からないことや心配に感じることがあれば気兼ねなく質問していただきたいなと思います。

良い練習が出来ていれば、実力以上の曲でも弾けるようになります。

悪い練習をすれば、実力以下の曲すら満足に弾くことはできません。

練習の量はもちろん大事ですが、

量　×　質　＝　練習の効果

です。

質を上げることは練習量を増やすことと同等か、それ以上の価値のあることなのです。

練習の質を上げることができれば、まだまだみなさん、もっと上手になれます。

「質」を意識して練習に励みましょう！

中村

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