こんにちは、名島校の折居です。

今日は20世紀の名指揮者の1人、エフゲニー・ムラヴィンスキーについて書いていこうと思います。

ムラヴィンスキーは1903年生まれの1988年に亡くなっていて、僕が生まれる前に活躍したロシアの名指揮者です。
長身ですらりとした細身に鋭い眼光と鷲鼻は漫画ワンピースでいえば、鷹の目のミホーク的な容姿です。

彼は過酷な生涯を送った指揮者で、祖国ロシアにおいてロシア革命が起きた際に一家の財産を差し押さえられ、アパートの一室で他人との雑居生活を強いられます。
あるときは場末のサーカスにおいてパントマイムの端役をしたりと生活をするので精一杯の時期もありました。
しかし持ち前の他の追随を許さない音楽的センスを生かし音楽院に入学。
その後作曲と指揮法を学び指揮者デビューを果たします。

世間に認知されその才覚を存分に発揮した彼は、やがて当時の国内最有力の交響楽団レニングラード・フィルハーモニーの常任指揮者へと上り詰め、やがて国の功労者がもらえるスターリン賞を獲得しています。

彼の音楽スタイルは正統派そのもの。非常に理知的で感情が最大規模に高まる展開でも冷静さを忘れない合理的でスマートな演奏が特徴的です。
僕は録音でしか彼の演奏を聴いていませんが、チャイコフスキーの交響曲(特に第6番悲愴)は名演中の名演となっています。

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