みなさん、こんにちは。
室見校の中村です。
福岡市早良区・東区のピアノ・ギター・オカリナ教室 ブログ更新です。
ピアノを習う中で一番多いであろうお悩みが譜読みです。
楽譜が読めない、または読めるけど遅くて大変。
大人から子供までそんな悩みを持つ生徒さんは少なくありません。
譜読みというと本当に「読んだら終わり」と思う方もいるので念のためお伝えしておくと、「読みながら実際に弾いてみる」のがいわゆる譜読みです。
その譜読みを速くするにはどうしたら良いか、それをお伝えします。
まず譜読みをするうえで最低限必要な能力がざっくり4つあります。
- 音符を瞬時に読む力
- リズムを正しく理解する力
- 読んだ音符と一致する鍵盤を選ぶ力
- 鍵盤を見ずに手先の感覚で弾く力
これはあくまで譜読みに必要な能力です。
なお初見演奏となるとさらに複数の能力が上乗せされます。
譜読みや初見演奏が速い人たちが決まっていうのは、「譜読みの速さ=読んできた音符の数」ということ。
ただし、初心者の場合には譜読みの速さを議論する前に、先ほどの4つの力を養うことが先決です。
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- 音符を瞬時に読む力
- リズムを正しく理解する力
- 読んだ音符と一致する鍵盤を選ぶ力
これに関してはおススメはドリルです。
うちではこちらの丸子あかね先生の音符ドリルとリズムドリルを使っています。
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このドリルを初期段階でしっかり取り組んだかどうかで、大きくその後の進度に差が出ます。
何なら一番最初は「ピアノを弾かなくてもいいからドリルだけは徹底してください」と伝えています。
4.鍵盤を見ずに手先の感覚で弾く力
これに関して、苦手な子はどうしても手を見て弾きたがるので、最初はすでに弾けるようになった曲をあえて「目をつぶって弾いてみて」と言って遊び感覚で練習します。
手を見ないで弾くということを発想として持ってない子もいますので、「見なくても弾けるんだよ」ということを体感させることからスタートですね。
こうしてまずは譜読みの土台を作ることから始めましょう。
上記の4点に苦労しなくなってからようやく譜読みの練習ということが可能な段階になっていきます。
4つの能力がおぼつかないまま譜読みの練習をするのは、例えて言うなら、ひらがなが読めないまま音読の練習をするようなものです。
まずはひらがな1文字1文字を読む練習から始めましょう。
中村
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