みなさん、こんにちは。
室見校の中村です。
福岡市早良区・東区のピアノ・ギター・オカリナ教室 ブログ更新です。
発表会が終わり、早いもので2週間が過ぎました。
今回は発表会について少し感じたことをしたためておきたいと思います。
前日譚
発表会の前の1週間前の時点での私の感覚では、
「今年は全体的に仕上がりが良くないなぁ。選曲がいけなかったんだろうか?サポートが足りなかっただろうか?」
と実は不安な気持ちがありました。
それは直前のレッスンでも「大丈夫か?」と思うような生徒さんたちがちらほら見受けられたからです。
1週間前になってもまだ全部の音が弾けてないとか、止まらずに弾けたことがないとか…。
もし私が本番1週間前にそのような状態だったら、あまりのストレスで発狂しそうな状況です。
いざ当日
そんな中で迎えた当日でしたが、まず最初に全体を通しての結論を述べるなら、
2024年は過去一番と言っても良いくらいの発表会でした!
みなさん、大変素晴らしい演奏でした。
どの生徒さんの演奏もしっかり曲と向き合ったことの伝わる演奏で、多少のミスがあったとしても何ら気になりませんでした。
そのおかげか1日があっという間に終わり、疲労も例年に比べて少なかったような。
そのため、例年最優秀賞や○○賞といった受賞者を選出しているのですが、今年は名島校の折居先生とも話し合い、「みんないいから選べないね」という結論になりました。
発表会を終えて
今回の発表会を通して、まず小学校高学年以上の子たちの力が確実についてきたことを感じます。
単純な選曲の難易度向上だけでなく、音楽をより理解するための精神的な成熟や一つ一つのテクニックに対する意識が深まってきたのでしょう。
また、小学校中学年以下の子たちについても直前のコンクールでの取り組みなどによって、みなさんがこの2~3か月で大きく上達したことがはっきりと見えました。
時に厳しい言葉をかけることもありました。
難しいことを要求することもありました。
でもみなさんそれに向き合ってくれた。
大変有難いことです。
それは本人たちだけではなく、一緒に練習をサポートしていただいている保護者の皆様についても同様です。
本当にありがとうございました。
新しい一年の始まり
さて発表会が終わり、先週からレッスンが再開しました。
発表会後には、燃え尽きてしまいモチベーションが下がりがちな時期ですが、今年は最初のレッスンからしっかりと練習をしてきている生徒さんばかりでとても関心しております。
今回はみなさんの曲の仕上がりも良かったですが、それだけでなく多くの生徒さんにとって音楽との距離をぐっと近づける重要な機会にもなったのかもしれません。
これは発表会の直前だけ突貫工事のように音楽に取り組んでも得られない成果です。
発表会の曲自体は2~4か月くらいの期間で取り組むものですが、それ以外の8~10か月はそのために力を蓄える時期なのです。
是非来年の発表会で弾きたい曲を早くから設定して、その目標に向けて8~10か月間でレベルアップしていきましょう。
今年は改めてコンクールや発表会というものが大きな成長のトリガーとなることを実感できる機会となりました。
またこれからの1年がひとりひとり楽しみですね!
中村
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